鳴門市撫養町にある妙見山公園は、阿波九城の一つ岡崎城のあった所。
山頂近くには、妙見神社がある。
妙見神社の狛犬。立派な姿である。

妙見神社への参道。大きな鳥居、そこから石段が山頂まで続く。多くの人が昔から参拝された神社。

妙見神社の案内看板によると、造化の神天御中主神(あまのおなかぬしのかみ)を祀るとある。
平安末期、中国より伝わった北辰(北極星)信仰と結びついて妙見社として祀られるようになった。
天保元年(1830年)旧城主四宮加賀守の子孫と撫養町林崎郷の近藤利兵衛氏がこの城跡に再建した。
(祭神の天之御中主神は妙見菩薩と同一と考えられ、明治維新の際の神仏分離令によって、「菩薩」を神社で祀れなくなったことからか。)
撫養城跡については、天正十三年(1585年)蜂須賀家政が阿波に入国し、国内九カ所に城塞を設けた。阿波の九城。撫養城は淡路渡海の押さえとして異母弟益田内膳正忠を城番にし手勢300名をもって守らせた。寛永十五年(1638年)一国一城の令により阿波九城は破却された。社殿後方の城石は当時の面影を残している。

裸像が立っている。宮本光庸作。

石榴(?不明)の花が雨に濡れて妖しく輝いていた。

撫養の歴史遺産が今に伝わる。

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