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2014/01/06

中鳥の伊射奈美神社と日本一どんど焼き

美馬市美馬町中鳥にある伊射奈美神社を先日訪れました。
中鳥イザナミ2

中鳥という地名の由緒も書かれています。
中鳥イザナミ3

参拝していると、都会的な雰囲気の3人連れの方もお見かけしました。歴史ある神社。
このブログでも何回か紹介しています。
中鳥イザナミ4

ウミガメの甲羅?でしょうか、イザナミ神は海の神ともいわれるようなのでその関係かな?
中鳥イザナミ5

境内には冬に咲く桜。白い花をたくさんつけています。
中鳥イザナミ6

詳しくないので名前わかりませんが、インターネットで調べると不断桜のような気もします。
冬中咲き続けるのでないかと思います。
中鳥イザナミ7

この狛犬、魅力的ですね。
中鳥イザナミ8

ところで、この神社の少し西、AMEMBO事務所前では、日本一のどんど焼きの準備が進んでいました。
1月13日(月)9時30分~ 今年の竹は乾燥しているようなので、楽しみですね。
昨年は青い竹だったので、燃えるのに相当時間かかりました。
昨年の様子 → 日本一のどんど焼き
中鳥イザナミ1
イザナミ神のそばで、日本一のどんど焼きは1月13日。

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2013/12/25

舞中島の伊射奈美神社イチョウ風景

美馬市穴吹町三島舞中島の伊射奈美神社。先日訪れた時の様子。
鳥居から続く通路にイチョウが積もります。
イチョウイザナミ3

背の高いイチョウの木は葉を全て落としています。
イチョウイザナミ2

伊射奈美神社には大きな常夜灯があります。基礎からの高さは3m近くあるのではないかと。
イチョウイザナミ4

南天が赤い実をつけます。
イチョウイザナミ5

イチョウイザナミ6

歴史ある神社が黄金色に輝く僅かな期間の風景。
イチョウイザナミ1
にし阿波、イザナミノミコトが祀られる神社の美しい瞬間。

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2013/10/23

秋祭りの季節の伊射奈美神社(イザナミジンジャ)

美馬市穴吹町三島字舞中島にある伊射奈美(イザナミ)神社。
10月は各地の神社は秋祭りの季節。この伊射奈美神社も祭りの幟が立っていました。
写真は20日のもの。雨に霞む神社というのも風情があります。
イザナミ4

江戸から明治にかけ、藍栽培で栄えた地ということもあるのでしょうか、大きな常夜灯や狛犬が鎮座します。
イザナミ3

最近に建て替えられましたが、イザナミの名のつく神社。ここと、美馬市美馬町の中鳥にしかありません。
イザナミ2

新しい石碑にこれまでのいわれがが書かれています。
少し紹介
祭神はイザナミノミコトほか
由緒
延暦七年(七八八)に国司の奉幣があったと伝えられている(以上徳島県神社誌)
岡本監輔著「名神序頌」によれば貞観中 (八五九~八七七)に創建されたと
三大実録に貞観十年(八六八)三月十二日 阿波国正六位伊奘再神に従五位下を授くと載す
延長五年(九二七)式内伊射奈美神社に比定
幕藩時代に十二社大権現と称し明治十二年(一八七九)に 十二所神社と称したが昭和になって伊射奈美神社と改めた
応永三年(一三九六)、天文元年(一五三二)など棟札が 収蔵されており応永三年の棟札は穴吹町最古の棟札である など
イザナミ1

ところで、この神社の建つ場所は、舞中島地区の中で、一番標高の高い所。
しっかりとした岩盤の上に立ちます。これまでの度々の洪水にも浸からなかったとか。
一番大事な神様を安全な場所に祀ってきた歴史。
美馬町中鳥島の移転前にあった伊射奈美神社の建っていた場所も、その地で一番高い地であったそうです。
イザナミ5

吉野川南岸の独特の地層の岩上に本殿はあります。
イザナミ6

舞中島地区に人が暮らし始めた歴史とともにあるのでしょうね。
舞中島は、吉野川の洪水の度に浸水があった地。それによって、土地は肥え、藍栽培の適地であった地。
イザナミ7
国生みの神話が蘇るにし阿波。
にし阿波の秋は、地域の歴史を感じる季節。

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2013/10/02

弥津波能売命(みつはめのみこと)の八大龍王神社

にし阿波には、延喜式神名帳に記載された神社が数多くあるところです。
古くから人々の暮らしがあったことを物語っているのでないかと思います。
以前にも紹介しましたが、延喜式神名帳にある、みつはめ神社の候補地の一つとされる、八大龍王神社。
八大龍王6

場所は、美馬市脇町のマルナカ脇町店駐車場の北側。
大きな木々があります。
八大龍王1

この神社の主祭神は、弥津波能売命(みつはめのみこと)。
水の神様。
谷川沿いにあって水に繋がる場所です。
平成3年に改築されています。
八大龍王2

境内の大クスは、胸高七メートルもあり、文化年間からあるのではと推定されるよう。
地元では龍王さんと言って崇敬。
八大龍王3

勢いよく伸びているクスの木。
八大龍王4

八大龍王5

クス以外にも大きな木が並びます。
センダンもあります。
八大龍王7

大きなクルミの木もあって、実をつけています。
八大龍王8
歴史ある地に歴史ある神社。

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2012/09/09

倭(やまと)の名の付く 倭大国魂神社

美馬市美馬町重清にある倭大国魂神社(やまとおおくにたまじんじゃ)。
延喜式神名帳に名前が記載されている神社。崇神紀に登場するヤマトを治める最重要神、倭大国魂。
倭の名を持つ式内社は、三好市池田町の医家神社、美馬市美馬町重清の倭大国魂神社、美馬市脇町拝原の倭大国敷神社がその比定社とされてるようです。ヤマト以外では、にし阿波の外、淡路にしかないようです、大和大国魂神社。
(参照:倭国創生と阿波忌部 林博章 著)
倭大国魂神社1 

八幡神社西側の階段を上っていきます。
倭大国魂神社2

大きな石柱が建っています。
倭大国魂神社3

拝殿の中の様子。
倭大国魂神社4

苔むした大きな木があります。
倭大国魂神社5

神社の東側には大国魂古墳。
古代からの歴史ある地です。
倭大国魂神社6

周辺の案内図。
倭大国魂神社7

それぞれの説明があります。
倭大国魂神社8
美馬市美馬町には、この倭大国魂神社の外、伊射奈美神社があったりと、神話の世界が身近にあります。そして、段ノ塚穴古墳に郡里廃寺。
阿波の国は、大化の改新以前は、粟の国と長の国であったといわれていますが、それ以外に、にし阿波あたり三つめの国があったのではないでしょうかね。阿波三国説の解明を期待します。
歴史ロマン溢れる神社のあるにし阿波暮らし。秋の神社巡りも楽しいですね。

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