旧小島峠 一宇と祖谷を繋いだ峠
先日地蔵祭りが行われた、小島峠。祭りが行われた峠は、県道菅生伊良原線の峠。この道路は昭和56年に開通したもの。
それ以前は、そこから100M程高い場所に峠があった。
小島峠。小島峠の由来は(「阿波の峠今昔 橘貞男著」から抜粋)
昔、祖谷の菅生屋敷の旦那が、徳島からおしまという女をつれてこの峠まで来ると、女は深い山の中ゆえ、さびしくなって泣き出したので、旦那はおしまを慰めて菅生までつれていった。これからこの峠を小島峠と呼ぶようになったという。
峠には、地蔵尊がある。

狭い山の尾根にある。
広い道路は、林業用の作業道路。県道の峠から車で近くまでくることができる。
林の中の道を上がって来たが、帰りはこちらを歩く。

県道の峠には、案内板があった。

県道の峠から、こんな道を歩いて峠までたどり着いた。
一宇在住の方に祭りの時に話を伺うと、50年程前に、この峠を牛を連れて祖谷へ行ったとか。当時「ばくろう(牛の仲買人)」をやっていて、牛を連れ、一宇から祖谷の菅生まで1日がかりで行った。途中に池があったのを覚えているとのこと。
写真の道が旧道かどうかは定かでないが、この坂を登り切ったところに地蔵尊がある。
林の中は林業用の作業道が残り、旧道と間違えやすいので、このあたりの道に詳しい人と歩くのがお勧め。

地蔵尊の前には手水鉢がある。多くの人がこの前を通ったと思う。

峠の尾根には、こんな巨木もあって眺望も良い。
昔の人の見たのと同じような風景かもしれない。と思うと単なる風景でなくなる。

峠の多いにし阿波。峠に残る石造物に歴史を感じる。
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小島峠。小島峠の由来は(「阿波の峠今昔 橘貞男著」から抜粋)
昔、祖谷の菅生屋敷の旦那が、徳島からおしまという女をつれてこの峠まで来ると、女は深い山の中ゆえ、さびしくなって泣き出したので、旦那はおしまを慰めて菅生までつれていった。これからこの峠を小島峠と呼ぶようになったという。
峠には、地蔵尊がある。

狭い山の尾根にある。
広い道路は、林業用の作業道路。県道の峠から車で近くまでくることができる。
林の中の道を上がって来たが、帰りはこちらを歩く。

県道の峠には、案内板があった。

県道の峠から、こんな道を歩いて峠までたどり着いた。
一宇在住の方に祭りの時に話を伺うと、50年程前に、この峠を牛を連れて祖谷へ行ったとか。当時「ばくろう(牛の仲買人)」をやっていて、牛を連れ、一宇から祖谷の菅生まで1日がかりで行った。途中に池があったのを覚えているとのこと。
写真の道が旧道かどうかは定かでないが、この坂を登り切ったところに地蔵尊がある。
林の中は林業用の作業道が残り、旧道と間違えやすいので、このあたりの道に詳しい人と歩くのがお勧め。

地蔵尊の前には手水鉢がある。多くの人がこの前を通ったと思う。

峠の尾根には、こんな巨木もあって眺望も良い。
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