三好長慶ゆかりの地 堺市から阿波へ

三好長慶が建立した南宗寺のある堺市。
三好長慶座像建立式典に参加御、堺市内を少し見学。
堺市は、仁徳天皇陵もあり、古くから古墳も造られた歴史ある町。古墳づくりには鉄の鍬とかが必需品で、鍛冶屋が発展した町とのこと。
乱世には、武器の生産が盛んであったようです。


戦国時代には、鍛冶の技術を活かした、鉄砲の製造も盛んだったようです。
鉄砲製造には三好長慶も当然関わっていたのでは。


江戸時代に平穏となると、武器の需要が少なくなり、刃物生産に変わっていったとか。
刃物は、現在、堺の特産品に。
外国人の方もよく購入に訪れるようで、刃物センターでは日本語と英語の表記があたりまえになっていました。


三好長慶が生きた時代、阿波と大阪は船で人や荷物が行き来していました。
瀬戸内海や吉野川の水運を活かせることは、三好氏にとってとても有利であったようです。
今は高速道路がその役割を担っています。


にし阿波から堺まで、３時間ほど。
こんな時代を三好氏は想像したでしょうか。

海は地域を隔てるのでなく、近づけるものであった三好氏の時代。時代の変遷と地域のつながりを実感。


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