川田川に架かる高越大橋からの眺望

吉野川市山川町の高越山は、昔、銅の鉱山として採掘が行われていた。このあたりの結晶片岩に多くの鉱物が含まれている。
そこを流れる川田川を高越大橋の上から見てみた。
エメラルドグリーンの水が印象的である。


高越大橋の下には、ふいご温泉がある。
この温泉は、鉱山跡から湧き出ている鉱泉水を利用している。
ふいご温泉の名前の「ふいご」は銅の精錬に使用していた鞴（ふいご）が地名になって、それが由来。


高越大橋。
川からは相当高い場所に架かっている。


川田川の吉野川合流付近までよく見える。


古代、出雲の玉造で、「勾玉」を加工するため、高越山から結晶片岩が運ばれているとか。
忌部との係わりもあるようだ。
古代からの歴史を思いおこさせるエメラルドグリーンの川。

鉱山としての歴史が蘇る。


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