渕名茶 世界農業遺産の地のお茶

「二と八」というブランドの緑茶がある。
世界農業遺産、にし阿波傾斜地農耕システムの地、渕名で栽培されたお茶だ。

昭和の中頃まで、このあたりの地域ではお茶は畑の縁(岸)の石垣等に植えられ、それは主に自家用として各家庭で製茶し飲用されていた。
近隣の人たちで手伝いあって摘み取り加工をしていたものだ。
現在は、畑で栽培されているが、「二と八」の緑茶は昔ながらの畑の縁(岸)の茶を加工したものだ。
懐かしい味わいの美味しいお茶だ。

にし阿波は世界農業遺産の地だ。
地域の人たちが普通に営んできた農耕が、世界に誇れるものとして認められている。

こいう傾斜地だからこそ、石垣を積んで縁にお茶を植えるということが行われてきた。
この風景に大きな価値がある。






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